AELの「バイオ製剤」
製造現場/職場の安全確保・環境保全
付着油・漏洩油・オイルミストの浄化作業に・・・
油を分解する微生物の発見。それが、産業廃棄物を一切出さないゼロエミッション製品「バイオ製剤」に繋がりました。
安全で簡単、かつ環境へのインパクトを極限まで減らした、オイル浄化を実現する、21世紀の製造現場のスタンダードです。
(ISO14001適合商品)
画期的なバイオレメディエーション製品
バイオレメディエーション(bio=生物、remediation=修復)とは、環境の中で長期間残留しやすい化学物質を、特殊な微生物(分解菌)の分解能力を使って環境から取り去ること。アメリカでは汚染浄化プロジェクトに取り入れられるなど、21世紀の環境保全のスタンダードと言われています。
この「バイオ製剤」は、油のバイオレメディエーション研究の最先端技術を持つAELの長年の研究により開発されました。「バイオ製剤」に含まれる微生物は、ガソリン・軽油・潤滑油・作動油・切削油などの様々な鉱物油・植物油を、安全な水と二酸化炭素に分解します。
清掃にかかるコストと手間を大幅に削減
これまでの付着油・漏洩油の浄化は、費用や手間などの投下エネルギーが多く、廃棄物の処理も必要でした。「バイオ製剤」の油分解菌は、これらの油汚れを完全に除去しながら定着するので、普段の浄化・清掃作業が大幅に削減でき、廃棄物の処理も発生しません。
安全なオイルレメディエーションバイオ
「バイオ製剤」に含まれる油分解菌は、国内で発見・培養された純国産微生物。安全性レベルも、麹菌や納豆菌と同じ「レベル1」で、人体や生態系に影響を与えません。また、好気性の菌ですので、悪臭の除去にも効果を発揮します。
汚れの種類や場所に合わせた使い方が可能
「バイオ製剤」は、パウダー状のタイプと、水に溶かして噴霧するタイプの2種類。油汚れの場所や量によって、様々な使い方が可能です。
導入事例
バイオパウダー(WH)
採用のメリット
- 付着油・漏洩油の消滅
- 工場内安全の確保(転倒防止)
- 産業廃棄物の全廃
- 清掃作業・費用の大幅削減
作業手順
- 工場内の床面に、デッキブラシやホウキ等を使い、バイオパウダー(WH)を床面全体にうすく広げて撒布する。
- バイオパウダー(WH)を湿らす程度に、噴霧器等で水を撒布する。
- バイオパウダー(WH)をホウキ等で回収し、所定の保管場所にうすく広げて放置しておく。(油を分解し乾燥したバイオパウダーは1~2回再使用できます)
水溶性バイオ(YR)
採用のメリット
- オイルミスト・漏洩油の消滅
- 工場内安全の確保(転倒防止)
- 産業廃棄物の全廃
- 清掃作業・費用の大幅削減
作業手順
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水1Lに対し、水溶性バイオ(YR)を15~20g、活性剤(EY)を3~5g溶かし、噴霧器を使い、4回/日程度噴霧する。
(注)水溶性バイオ(YR)には、活性剤(EY)を必ず混ぜて使用してください。 - 2週間程度上記回数噴霧後、床面が乾燥しているようであれば、噴霧回数を1回/日に削減する。
- 約1ヶ月後、乾燥状態を確認し、水溶性バイオ(YR)を徐々に減らし、2回/週に噴霧回数を削減する。
バイオパウダー(WH)+水溶性バイオ(YR)
採用のメリット
- バイオパウダー(WH)を床面に撒布し、デッキブラシやホウキ等で床面全体にこすって回収。
- 2週間程度、水溶性バイオ(YR)と活性剤(EY)を混合した水溶液を4回/日噴霧する。
- 乾燥状態を確認し、噴霧回数を徐々に減らしていく。
- 乾燥状態を確認後、水溶性バイオ(YR)の量を徐々に減らし、噴霧回数を2回/週程度に減らしていく。
主なラインナップ及び仕様
WH01(床面オイル吸着分解処理パウダー:粉末タイプ)
多孔質の珪藻土に油分解菌を定着させています。
急な油漏れに対しての応急処置用と、バイオを定着させる2通りの方法があります。
適用場所 | 機械周辺からの油漏れ、オイルミストの飛散する工場の床・通路など。 |
使用方法 |
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容量 | 2L(ボトル) |
※本品は、サンプル用としてもご提供させていただきます。
WH10(床面オイル吸着分解処理パウダー:粉末タイプ)
容量 | 20L(ペール缶入り) |
内容はWH01と同様です。
YR01(床面オイル分解処理剤:水溶性タイプ)
食物繊維にバイオを定着させています。床面に直接バイオを撒布してそのまま漏洩油を分解します。
適用場所 | 機械周辺からの油漏れ、オイルミストの飛散する工場の床・通路など。 |
使用方法 |
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容量 | 500g |
※本品は、サンプル用としてもご提供させていただきます。
EY02(微生物活性剤)
微生物を活性化するための15の元素を含んでいます。
YR01とセットで利用します。